2322-011 日本禅僧“脱仏入儒”歴史過程研究(東亜史学論叢)
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商品コード: 2322-011
王明兵 著
中国社会科学出版社
2023年3月
25cm・221ページ
ISBN:9787520305006
※日本の禅僧による「脱仏入儒」の歴史的過程は、中世に公家・武家・僧侶階層の主導で仏教文化を近世の儒家思想へと向かわせた徳川幕府のイデオロギーの転化という長い歴史時期を経ている。その理路と誕生の脈絡について言えば、理論上の「排儒斥朱」→「儒釈調和」→「儒釈道三教一致」→「排仏帰儒」という流れと、行動上の「脱仏還俗」を経ている。相国寺出身の藤原惺窩と建仁寺出身の林羅山は「脱仏帰俗」を主張、「京師朱子学」一派を形成する。これは五山禅林の内部分裂と崩壊という転換点のみならず、日本に「朱子学」が誕生する主要なマークでもある。この過程は中国の仏学・儒学が日本化であり、日中仏教・儒教ないし日中の歴史と思想文化の顕著な分岐と独自発展の開始でもある。(全10章・終章、表8)
※日本禅僧“脱佛入儒”历史过程,经历了中世由公家、武家和僧侣阶层为主导的佛教文化向近世以儒学为宗的德川幕府意识形态转变的较长历史时期。就其内在理路和发生脉络而言,该过程大致经历了理论上的”排儒斥朱”→”儒释调和”→”儒释道三教一致”→”排佛归儒”和行动上的”脱佛还俗”。出身相国寺的藤原惺窝和出身建仁寺的林罗山”脱佛还俗”、形成”京师朱子学”一派,不仅是五山禅林内部分化与蜕变的转折点,还是日本”朱子学”兴起的重要标志。这一过程既是中国佛学、儒学“日本化”的过程,也是中日佛教、儒学乃至整个中日历史和思想文化凸显分歧而走向不同道路的过程。