2415-004 《淮南子》伝承与訳介研究*
¥ 5,702 税込
商品コード: 2415-004
丁立福著
商務印書館
2024年2月
26cm・308ページ
ISBN:9787100231725
『淮南子』は胡適に「稀代の奇書」と讃えられてきたが、封建社会の時代においてはあまりしっかりとは掘り起こされてこなかった。それに呼応するように欧米での翻訳紹介についても『論語』『道徳経』にくらべて滞り、2010年まで全英訳はなされなかった。本書は計17章、まずこの「稀代の奇書」について比較的弱かった中国内での伝承と国外での訳出の遅れを全体的に研究する。国内伝承部分では、『淮南子』の誕生から今日までの伝承成果を全面的に整理し、とりわけ改革開放から今日までを整理、続いてテーマ別に淮南国・淮南王・『淮南子』を探究、最後に「道法自然」観を論じる。国外訳出部分では、まず世界各国の主要翻訳を整理、次に国内全訳本HuaiNanZiと国外全訳本The Huainanziを比較研究、そして「大中華文庫」と『淮南子』英訳を例に、中国典籍訳出の現状と問題を論じ、最後に副テクスト理論に基づいて典籍訳出について重要な啓示を打ち出し、訳出過程での著者・編者・訳者・編集・出版社・メディアないし読者等主要関係者のそれぞれの力が発揮されることを指摘、社会歴史文化が求めるコンテクストが創出されることに言及する。本書は国内2000余年の伝承と国外への紹介をカバー、著者により新たに『淮南子』訳出研究という新分野が開かれ、淮南国・淮南王・『淮南子』版本・「道法自然」観・英訳本元本・双生訳本の対比・典籍訳出の要領について深く論じる。本書は『淮南子』研究と翻訳研究の両分野に跨り、『淮南子』愛好者に国内外の視野を提供するとともに、典籍翻訳研究者にも参考・啓蒙を与えている。《淮南子》被现代学者胡适赞叹为长期“沉埋不显”的“绝代奇书”,但在整个封建社会历史时期其思想内容都没有被很好地挖掘。相应地,《淮南子》在欧美的译介要较《论语》《道德经》等典籍滞后,直至2010才出版第一部英语全译本。本书共计七章,首次整合研究这部“绝代奇书”相对薄弱的国内传承和较为滞后的国外译介。国内传承部分,首先全面整理《淮南子》诞生至今的传承成果,尤其是改革开放迄今的研究,继而专题式探讨淮南国、淮南王及《淮南子》,最后深入论述了宜科学传承的“道法自然”观。国外译介部分,首先全面梳理《淮南子》在世界各国的主要译介成果,其次对比研究国内全译本HuaiNanZi和国外全译本TheHuainanzi,再次以“大中华文库”和《淮南子》英译为个案全面论述了中国典籍译介的现状及问题,最后基于副文本理论对典籍译介的重要启示,指出典籍译介过程中所涉作者、编者、译者、编辑、出版社、媒体乃至读者等主要相关角色应在副文本环节充分发挥各自的作用,尽可能地通过创设副文本为预期读者构建阅读所必要的社会历史文化语境。本书既全又新且有深度,全在全面涵盖国内两千多年的传承和国外近邻远邦的译介,新在笔者开辟《淮南子》译介研究新领域和本书创新国内传承与国外译介的整合研究,深度具体体现在对淮南国、淮南王、《淮南子》版本、“道法自然”观、英译本底本、孪生译本对比、典籍译介出去的众妙之“门槛”的深入论述。本书兼跨《淮南子》研究领域和翻译研究领域,既能给《淮南子》爱好者提供国内外视野,又能给翻译研究尤其是典籍译介研究人员提供借鉴和启迪。
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