株式会社エース

¥ 9,570 税込

商品コード： 2415-117

呉玉貴著

商務印書館

2023年12月

25cm・1426頁

ISBN：9787100222143


※テュルク研究は国際的学問の一つで、漢文史料はその最重要で最も基礎的な史料である。本書は545-630年のテュルクおよびテュルクと密接な関係にあった西域・北狄・東胡諸族の漢文史料を体系的に収録する。上編「漢文史料編年」・下編「風俗および伝記史料輯証」とに分けて編集する。上編は『資治通鑑』を中心に、それに関連する項目の下に「参考史料」を設け、他の載籍における『資治通鑑』の記事に関する漢文史料を全面的に収録する。下編はテュルクおよび西域・北狄・東胡諸族の風俗および伝記史料を収録する。本書は新しい枠組みでの史料収録以外に、「校注」「疏証」「釈証」の形式で漢文テュルク史料に存在する文字・史実・事件の錯誤について考証、テュルク研究の史料基礎固めをさらに発展させる。本書は科学的合理的なフレームワーク構築を通して、極力テュルク時期の漢文テュルク史料を全面的に取り込み、この時代の漢文テュルク史料およびそれが反映する史実そのものについて具体的に研究し、史料整理で普遍的に存在する羅列重視研究軽視という傾向からの脱出に努める。（横組み、繁体字）2023.11

※突厥研究是一门国际显学，汉文史料是从事突厥研究最重要、最基础的史料。本书系统地辑录了545至630年期间突厥汗国以及与突厥密切相关的西域、北狄、东胡诸族的汉文史料，分为上编“汉文史料编年”和下编“风俗及传记史料辑证”。上编以《资治通鉴》为纲，在《资治通鉴》相关条目下设置“参考史料”，全面辑录了其他载籍中与《资治通鉴》记事相关的汉文史料；下编则辑録了突厥及西域、北狄、东胡诸族的风俗和传记史料。本书除了在新体例的框架下全面、系统地辑录史料外，还以“校注”“疏证”和“释证”的形式，对汉文突厥史料存在的文字、史实以及事件层面的错误进行了考证，为推动突厥研究进一步深入发展奠定了史料基础。本书通过构建一个相对科学合理的框架，尽可能全面地将突厥第一汗国时期的汉文突厥史料纳入其中，是对这一时期的汉文突厥史料及其反映的历史事件本身进行具体的研究，努力摆脱史料整理工作中普遍存在的重罗列、轻研究的倾向，对于相关的学术研究具有极高的参考和利用价值。