2417-140 以図釈礼-宋代伝世礼図所載礼器図研究*

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商品コード: 2417-140

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李卿蔚著

中国社会科学出版社

2024年2月

26cm・463ページ

ISBN:9787522732343


礼図文献は古くからあり宋人よりも前に存在している。漢代には礼器について専門的に記した図釈類文献が登場し、その多くが『三礼図』と称されている。宋代は礼図文献著述のピークで、たとえば聶崇義『新定三礼図』・陳祥道『礼書』・楊甲『六経図』等はどれもみな特徴がある。現在目にすることのできる最古の完全本は聶崇義『新定三礼図』で、後世の礼図文献の研究基軸および著録形態にとって極めて高い参考意義を有する。その内容には宋代以来多くの論争があり、後世の研究者の多くが金石学分野の研究成果を参照しながら聶氏の図は信憑性に欠けると認識している。宋代に登場して以来聶崇義『新定三礼図』は批判が多く、その研究においてももっぱら文献版本に集中していた。現在の研究によれば一部の図釈には議論の余地があるが、決して研究価値がないというものではない、というところである。逆に聶崇義『新定三礼図』には出典史料が豊富で考証も厳格、礼図特有の論述方式も器物と礼経文献の両面において参考になり、古代儀礼制度および礼器の重要資料であるという認識だ。礼図は「図」の形式で「経」と「器」とを結び付け、礼学研究を文字のみにとどめることなく、「礼」と実社会との緊密な関係をより直観的に認識させている。文献中の多くの難解な経典内容を「図」という手段でわかりやすくし、その内容も宋代の礼経文献研究状況を体系的に展開している。礼图文献古已有之,并非宋人所创。自汉代时已出现专门著述礼器的图释类文献,多被称为《三礼图》。宋代是礼图文献著述的高峰期,诸如聂崇义《新定三礼图》、陈祥道《礼书》、杨甲《六经图》等作均各有特点。目前可以看到的最早全本为宋代聂崇义《新定三礼图》,聂图广集诸家之说,对于后世礼图文献的研究理路及著录形制均颇具参考意义。其内容自宋以来多有争议,后世学者多参照金石学领域的研究成果,认为聂氏所图不可信。自宋代问世以来,聂氏《三礼图》多为学者诟病,前人对聂图的研究也主要集中在文献版本方面。据现有研究来看,书中的部分图释虽值得商榷,但并不意味着这类文献没有研究价值。相反,聂图所据典籍、史料丰富,考证颇为严谨,并以礼图特有的论述方式,融合了器物和礼经文献两方面的内容,是了解古代礼仪制度及礼器的重要资料。礼图以“图”的形式,构建起了“经”和“器”之间的桥梁,使礼学研究不再停留于文字本身,也让学者更为直观地认识到“礼”与实际社会生活之间的紧密联系。文献中诸多晦涩难懂的仪典内容,经由“图”的阐释,变得易于理解,其中内容也系统呈现宋代对礼经文献的研究情况。

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