2426-111 阜新高林台城址発掘報告*
¥ 18,480 税込
商品コード： 2426-111
遼寧省文物考古研究院編著
文物出版社
2024年5月
26cm・276ページ
ISBN：9787501083947
高林台城址は遼寧省阜新市に位置する。2014年遼寧省文物考古研究所が京瀋高速鉄道沿線文物調査の過程で当該遺址を発見し全面的に探査した結果、南壁の保存状況・南門遺址の位置を確認し、城址南側の護城河を発見した。2016年には城内を体系的に探査、城址の範囲を確認し、遺跡の分布状況を把握した。2014-2017年城址について4度の考古調査が実施されている。城址内では戦国末期から両漢までの考古遺存(城壁・馬面・護城河・門道等)が発見されており、ほかに唐代人が遼西地域で活動していた証しも発見されている。地層堆積と出土遺物の類型学的分析によれば、これら遺存は５段階の文化に分けられると報告、それを4章にまとめている。第1章：概説、城址の現状紹介、これまでの発掘事業と資料整理状況。第2章：城址本体詳述。第3章：5段階の文化に分けて城内外の考古発掘で得られた遺跡遺物を紹介。第4章：まとめとして各時期文化の特徴と年代・城址の形状と形成・使用と消滅の年代を議論し、高林台城址と遼西地域燕秦漢長城関連問題を探究する。高林台城址は目下遼西地域燕秦漢長城沿線で初めて正式な考古発掘がなされたもので、遼西地域の20世紀90年代以来戦国秦漢考古の重大発見の一つである。高林台城址位于辽宁省阜新市。2014年，辽宁省文物考古研究所在对京沈高铁沿线文物普查中发现该遗址并进行全面勘探，确认了南墙保存情况、南门遗址位置、发现了城址南侧护城河。2016年，对城内进行了系统勘探，确认了城址的四至，掌握了城内遗迹的分布情况。2014年到2017年，对城址进行了四次考古发掘。城址内发现了从战国晚期延续至两汉之际的考古遗存，有城墙、马面、护城河、门道等，城内还发现有唐代人群在辽西地区活动的遗存。根据地层堆积和出土遗物类型学分析，报告将这些遗存分为五期文化。报告分为四章，第一章为概述，介绍城址现状、以往工作和考古勘探、发掘以及资料整理工作情况；第二章详述城址本体；第三章按照五期文化分别介绍城内外考古发掘所获遗迹遗物；第四章为结语，深入讨论各期文化的特征和年代，城址的形制和始建、使用和废弃年代，并探讨高林台城址与辽西地区燕秦汉长城相关问题。高林台城址是目前为止辽西地区燕秦汉长城沿线第一座经过正式考古发掘的边境障城，也是辽西地区自20世纪90年代以来战国秦汉考古的又一重大发现。
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